内職に向き、不向きってあるの??現役の「内職さん」がズバリ答えます!!

今日は「内職」のお仕事について、

内職さんに向いている人、向いていない人っているの?

というお話をしていきます。

私も内職の世界に入って早2年経ちますが、続けてみてわかったのは

内職といえど、仕事の内容によっては向いている人・向いていない人はある

ということです。

この記事を読んでほしい人
  • 昔ながらの「手作業系内職」に興味がある人
  • 興味があって調べてみたものの、結局よくわからなくて途方にくれた人
  • 内職をやってみたいが、自分に向いているのかどうかわからない人
もくじ

内職の仕事ってどんな感じ?

内職の仕事はざっくり言うと

誰にでもできるような単純な作業を

  • 早く
  • 数多く
  • 正確に

していく

という世界です。

パートやアルバイトのように時給ではなく、どれだけ時間をかけても仕上げた成果物の量で決まります。そのため、作業が早く済ませられる方が有利です。

けれども、家事育児の合間や仕事から帰宅後の空いた時間にできるので根強い人気があるとも言われています。

リサ緒

内職を掛け持ちしている…という人もよく聞きますよ!

ここからはどういった人が内職に向いているのかを一緒に見ていきましょう!

内職に向いている人

細かいことに気が付く人

材料の中には、時折不良品が混ざっていることがあります。

こういった不良品は程度にもよりますが、必要ならばはねていかなければなりません。

それでも膨大な材料の量なので、一瞬で良品か不良品かをジャッジしていく判断力が問われます。

そのため、日ごろから細かいことによく気づく人の方が向いています

リサ緒

どういったものを不良品としてはねていくかは、たいてい仕事によって「定義」が決められているので、それに従ってるよ!

電器部品の場合は小さな傷でも事故につながることがあるので、細かいことに気が付きやすい人は有利ですね。

リサ緒

最近よく言われる「繊細な人(HSP)」は内職に向いているかもって思う…

粘り強く、責任感のある人

膨大な量の材料をさばいて仕上げていく仕事なので、根気も必要です。

仕事に飽きてきて「や~めた!!」投げ出すのは絶対に許されない世界です。

そのため、一度引き受けた仕事を最後までやり遂げるスキルも求められます。

どこでも同じですが、初めて仕事をいただくときに
「途中で仕事を放棄するのはご法度」というお話はされますね。

というわけで、粘り強く責任感のある人の方が向いています。

ゲーマー気質の人

意外かもしれませんが、ゲーマー気質の人は内職に向いています

内職の仕事は結局のところ

  1. 早く
  2. 正確に
  3. 数をこなす

ことが求められ、「どうしたら効率よく、失敗せずにできるのかを常に考える」ことが必要になってきます。

これがゲームの攻略と重なるのです。

内職の世界に入って早いうちにこれに気づいたのがよかったのか、途中でドロップアウトすることなく今まで続けてこれていると思っています。

リサ緒

それまであんまり大っぴらに「ゲーム大好きですッ♡」って言えなかったんだけど、この時ばかりは大好きでよかったと思ったよ…

内職に向いていない人

では逆に、この仕事に向いていないタイプについて見ていきましょう。

一つのことをやり抜けない人

内職の世界ではお仕事に飽きても途中で投げ出すことができません。

途中でドロップアウトするにしても、受けた仕事はやり抜いて納品しないといけません。そして、仕事には決められた納期があります

これまでの人生で何でもすぐにあきらめて投げ出すことが多かった人の場合、最初からこの仕事には手を出さない方が身のためかもしれません。

自分を過信している人

しょせん内職の仕事なんだから、誰にでもできる簡単な仕事でしょ!余裕、余裕♪

そういう人に限って仕事の説明や作業手順書を適当に受け流していることが多いのですが、内職の世界ではそれが取り返しのつかないミスになる場合があります。

誰にでもできる簡単な仕事であっても、自分を過信せずに注意事項は抜かりなく

同じ失敗を繰り返しやすい人

内職の仕事に、失敗はつきものです。

けれども同じ失敗をあまりに繰り返してしまうと、信用が得られず仕事を任せてもらえません。

これまでに同じ失敗を何度もしてしまう自覚のある人は、気をつける必要がありそうです。

ところによっては失敗を繰り返していると、依頼元が「どういうやりかたで仕事をしているのか」を内職さんのところまで行って実際に見ることもあるとか。
工場系でよく言われる「カイゼン」だそうです

つい見栄を張ってしまう人

一つ一つ手作業でする仕事だと、失敗してしまうのは仕方がありません。とくに仕事に慣れないうちだとなおさらです。

けれども、失敗したらきちんと報告しましょう。

一番やってはいけないのが失敗の隠ぺいです。

内職の仕事はどうしても慣れないうちは数がこなせないので、なるべく早く仕事に慣れてよりいい(単価の)仕事をもらいたい気持ちになります。

けれども長い目で見るなら、早いうちに失敗をして正直に報告して段々と上達していく方が、仕事の斡旋先から信頼が得やすいです。

失敗を隠ぺいしている疑惑がついてしまうと信用してもらえないので、よりいい仕事をいただけなくなることもあり得ます。

しょせん内職の仕事と思うかもしれませんが、失敗しても誠実に。これが基本です。

リサ緒

仕事に慣れない頃、失敗した分を納品先でよくリカバリーさせてもらいました。どうしたら失敗が減らせられるかをしつこいぐらい聞いてたよ!

失敗をごまかしてても、結局バレなきゃいいんじゃないの?

内職を斡旋しているところでは、

依頼元からの材料の何をどれだけ内職さんに渡したか

を把握しておかなければなりません。

また、内職さんが失敗を出してしまった場合は

予備の材料をどれだけ消費したか

も把握しておきます。

失敗を隠ぺいしてしまうと

  • 内職さんが持って行った材料
  • 実際に仕上げた成果物
  • 予備の材料

の数字のつじつまが合わなくなるので結局バレちゃうし、あとで斡旋業者が大変な思いをします。

リサ緒

依頼主から渡された材料なので、きちんと管理して依頼主に成果物としてお返ししなくちゃいけないからね…

収入をすぐに増やしたい!と考えている人

ここ最近の情勢で

収入をもうちょっと増やしたいな♪
空いた時間で自宅でできるなんて魅力的!

ということで内職の仕事を検討する方もいらっしゃることでしょう。

しかし、内職仕事は慣れて軌道に乗るまではなかなか収入が増えていきません

リサ緒

このことって自分が実際に経験して初めてわかったことなんだよね…

結果、私は後で大失敗をしました。

【失敗談】根を詰めすぎて体調を崩し、仕事を休む羽目に…

より早く納品して次の仕事を得たいがために、私は根を詰めて休日も取らなかったため、体調を崩し、結局しばらくの間仕事を休まなければならない事態になってしまったのです。

リサ緒

病院に通う期間も長引いたし、その間仕事に気力を向けられない日々が続いてものすごーく焦ったよ(泣)

それ以来、仕事が軌道に乗るまでの間は

収入のことは考えず、とにかく仕事に慣れることを最優先する

ようになりました。

また、早いペースで納品して次の仕事をもらおうとして、現在進行中の仕事が手抜きがちになって品質を落としてしまったり、失敗が増えてしまうのは本末転倒です。

つまり、内職の仕事をするのならば「慣れないうちは収入が少ないのは覚悟の上で!」ということになります。
「手っ取り早く収入を増やしたい!!」…となると内職以外の別の仕事を考えた方が賢明かもしれません。

【まとめ】内職仕事をする上で気を付けるポイント

以上のことをふまえて、仕事で気を付けるポイントを確認していきましょう!

作業の手順をしっかり確認する

作業手順書がある場合は手元に!

企業が内職さんに仕事を出す場合、こういった手順で作業を進めていくということが書かれた手順書を作っていることが多いです。

作業手順書には、どの型番の材料を使うかや、作業をする順番が書かれています。
イラストや写真が入っていることも。

リサ緒

もしない場合は、たとえ受け取った材料が間違ってても、気を付けなきゃいけないポイントもわからないからね…

初めてもらった時はまず目を通し、分からないところがないかを確認します。

直接教わる場合は自分も実際にやってみる

作業方法を教わるときは一緒に自分も実際にやってみます。

体が覚えるまで、何回か繰り返してみます。

私は、どういうことに気を付けたらいいかを聞いてメモしていました!

【注意】説明を聞いただけで分かった気にならない

作業手順を教わる時に一番やってはいけないのは、話を聞いて

あー、わかった!わかった!(メモは取らない、後は聞き流す)

という態度をとることです。

不思議なもので、こういう話を聞いて分かった気になっている人に限って、仕事を持ち帰っていざ始めると、時間が経っているので忘れてしまっています。
そしてたいてい何かやらかしています。

作業のコツを早くつかむ

内職の仕事は、作業のコツを早くつかんだ者勝ちです。

そのためには、

  1. どこに気をつけるか
  2. より効率よくできるやり方はないか
  3. どうしたら失敗せずにできるか

を常に考えながら仕事をしていくことが求められます。

でもこれって、内職だけじゃなくてどこの業界でも一緒ですよね!

「安心して仕事を任せられる人」になる

この記事を書くにあたって内職に向いている人・向いていない人を分析していて一貫して感じたのが

内職業界は「安心して仕事を任せられる人」が求められている

ということです。

繰り返しますが内職のお仕事は

  • 決められた納期に
  • 決められた分量の仕事を納める

という世界です。

そして誠実に仕事をして信頼を得ることで、だんだんよりいい仕事がまわってくるようになっていきます。

リサ緒

時には無茶ぶり同然で仕事をお願いされることもあるけどね!

この記事が、内職を検討されている方のお役に立てたら嬉しいです。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました!!

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