ワタクシ、今では「元・ひきこもり主婦」とあっけらかんと笑って自称していますが、つい数年前は切実に「このまま家でくすぶってたら絶対マズい!!」と焦っていました。
その理由は、自分の子供の幼稚園…というかママ友付き合い問題です。
若かりし頃に見たテレビドラマの影響からか「幼稚園=ドロドロのママ友ワールド」というイメージがこびりついておりまして…。
コミュニケーションが不得手の私には、ママ友付き合いと聞いただけでもうハードルが高い高い…。絶対うまく立ち回れなくて一人ポツンとしているのは目に見えています。
後にリサ緒家は子供を幼稚園の未就園児クラスから入れたのですが、あれほどビビっていたのがウソのように、今では親子で楽しくやっています。
今回は、
- 長らく家にこもっていた
- コミュニケーションが不得意という自覚がある
- 幼稚園ママどうしの人間関係に戦々恐々としている
というママさんを対象に、幼稚園の保護者の人間関係(いわゆる「ママ友世界」)で悩まずに立ち回っていく方法について解説していきます。
結論から言うと、
- 幼稚園以外での居場所を「どこでもいいから」確保する
- 基本いつもニコニコしておく
- 最初から込み入った話はしないようにする
この3点に気を付けていれば、コミュニケーションが不得手でもそれなりに楽しく立ち回っていくことは可能!
です。
そして、ここでそれなりに立ち回れるという自信がつくと
「家で引きこもりになりがちな自分」から、また一歩抜け出すことができる!!
のです。それでは一緒に見ていきましょう!
幼稚園での立ち回り方
①幼稚園以外での居場所を確保しよう
幼稚園の保護者との人間関係は、お付き合いが濃くなりやすい傾向があります。
そのため、人付き合いが不得意な人はまず
幼稚園以外での自分の居場所を持っておく
のをお薦めします。
実家、自分の趣味、仕事…、何でも構いません。
とにかく、濃い人間関係になりやすいところから物理的に離れることが必要です。
②基本いつもニコニコしていよう
コミュニケーションが不得意だからと言って、コソコソしているのはちょっと違いますよね。さすがに印象はよろしくありません…。
とりあえず幼稚園の送り迎えではいつもニコニコして、あいさつはなるべく欠かさないようにしましょう。
これだけで、悪い印象「だけ」は持たれずにすみます。
③ママ友付き合いは、最初は深く付き合わない
これは結構難しいかも知れませんが、一番気を付けたいですね。
けれどもママ友世界になると知り合ったすぐから
「どこに住んでるの?」
(↑ここまではまあいい)
「ダンナさん何してるの(=職業は何)?」
(↑…うんん??)
「どこのハウスメーカーの家に住んでるの?」
(↑ええ~っ!?)
という話の流れになっていくのです。
よく忘れがちですが、「ママ友」という関係はあくまで我が子を通しての母親との付き合いであって、まだ本当の意味での「友達」ではありません。
新しい人と友達になるのに、さすがにいきなりディープな話はしませんよね…。
まずはあいさつの関係から、そして他愛もない話をする関係になって、という感じで段階を経ていくようにすると気楽です。
卒園するときに「この人とここでお別れになるのは惜しいな」という関係でいられたら御の字です。
不思議なもので、時間をかけてゆるやかに付き合っていくと、知らず知らずのうちに自分と似たようなトーンのママさんとつながっていきます。
最初から気張らずに、ゆるりと行っていいんです!
【体験談】思い切って我が子を未就園児クラスから入れてみた
さて、「コミュニケーションが超不得手!」だと今でも常々言っている私ですが、それにもかかわらず自分の子供は幼稚園の未就園児クラスから入れてしまいました。
実際に自分にも課した「3つの掟」
リサ緒家は、
- 希望の幼稚園に未就園児クラスがあった
- 年少から入園させる時に、願書提出の行列に並ぶのが面倒(…おいおい)
という理由で子供を未就園児(以下、「年々少」とします)クラスから入れることにしました。
幼稚園の通園バスは、年々少さんだけは保護者の送り迎えが必要なところがたいていかと思います。
そのため送迎時に保護者どうしのかかわりが密接になりやすく、コミュニケーション不得手の私は入園前から戦々恐々でした。
だからこそ、この機会を「超インドアな自分から本格的に抜け出そう!」とちゃっかり利用しようと思いついたのです。
そこで我が子を入園させるにあたって、リサ緒自身に「掟」を課すことにしました。
それが先ほどの3つのこと、つまり
- 幼稚園以外での居場所を確保する
- 基本いつもニコニコしておく
- 最初から込み入った話はしないようにする
だったのです。
①の「幼稚園以外での居場所を確保する」にあたって、私は「どんな形でもいいので仕事をする」ことにしました。
子どもが年々少というせいか、自分が想像していた以上に就職活動は厳しかったのですが、ご縁があって今の職場にめぐりあえました。
また③「最初から込み入った話はしないようにする」は、実際に私もこういったやり取りを何度も目の当たりにして本当に驚きました。早くは産前の母親学級から…。
結果
私は我が子が年々少の間はこの「3つの掟」にしたがって立ち回ったのですが、結果としてこうなりました。
- つかず離れずの気楽な人間関係ができた
- 1年間送り迎えで顔を合わせてきたため、嫌でもそれなりに親しくなる
年少から入る場合以上に密接な人間関係になりがちな環境です。
そのため、一部で濃い友達付き合いをしている方々を見かけて内心焦ることもありました。また、合わない人が出てくることも十分あり得ます。
それでも、あいさつができているなら十分ではありませんか?
私の場合はつかず離れずの人間関係をつくるいい訓練になり、年々少から幼稚園にいれてよかったと思っています。
そして、仕事と幼稚園それぞれの世界で少しづつ人とふれあうようになったことで、私は「家にこもりきりだった自分」という殻を破ることができました。
そしてくすぶっていた頃よりちょこっとだけですが、毎日の生活が楽しく充実したものになりました。
まとめ
今回は、
- 長らく家にこもっていて、
- コミュニケーションが不得意という自覚があり、
- 幼稚園ママどうしの人間関係に戦々恐々としていた、
というかつての私の実体験とともに、幼稚園の保護者の人間関係(いわゆる「ママ友世界」)で悩まずに立ち回っていく方法を解説しました。
これら3つのことに気を付ければ、コミュニケーションが不得手でも幼稚園の「ママ友付き合い」でそれなりに楽しく立ち回っていけるよ!
- 幼稚園以外での居場所を確保する
- 基本いつもニコニコしておく
- 最初から込み入った話はしないようにする
この記事が、かつての私と同様に悩んでいる人への助けになれば嬉しいです。