はじめに
過去に私は、賃貸アパートでハズレの隣人に出くわして2か月で退去した記事を書きました。
この記事ですね。
そして…
隣人の生活音が、すでに管理会社に何度も苦情を言っているレベルなら
今すぐ逃げる(退去する)ことを考えてください
ということを最初に(声を大にして!?)言いました。
今回は、「じゃあそこまでひどくない場合はどうする?」ということについてのお話です。
- 隣人の騒音がちょっと気になる
- でもストレスたまる程でもない
- 自分が騒音主にはなりたくない
私はこれまでの経験上から、
静かにしている時にうっすら聞こえる程度なら、アイテムを使って対策をすれば十分住める
と考えています。
こういう場合は期待した効果が得られないかも
私が「静かにしている時にうっすら聞こえる程度」と強調したのは、そうでない場合は期待通りの効果が得られないかもしれないからです。
特に
- 隣人の生活音に「イラッ」と来るレベル以上
- 他の住人から苦情を受けている場合
は、自分もしくは相手が生活音に対してセンシティブになっている可能性が高いです。
たとえ対策しても「効果がなかった!」という結果になってしまうことも考えられます。
今回はこういった状況ではないという前提でお話させていただきますね。
隣人ガチャでハズレを引いて退去した我が家のその後
静かにしていると、隣人の生活音はうっすら聞こえる
引っ越した先では、さすが前のような
部屋が揺れるぐらい大きな足音や生活音を立てる隣人
はいませんでした。
そうは言っても、体調を崩して寝込んでいた時に「うっすらと隣人の生活音が聞こえるな」と感じることは何度かありました。
どうしても建物の構造上、仕方のないことです。
- 下階の方がお風呂に入っている音や、洗濯機のモーター音が聞こえる
- 隣の方が洗濯物を部屋干ししたり、身支度をしている音が聞こえる
何度も言いますが、「安静にしていてやっと聞こえる」程度です。
けれども騒音に悩まされてきた私は
もし逆の立場だったらどう思われるのかな…
と考えてしまいました。
騒音に悩まされてきた人あるあるで、少しの物音で耳が過敏に反応してしまうというやつです…
アイテムを使って騒音対策
ということで、体が動けるようになってから少しづつできる対策をしていくことにしました。
実際に私がやったのは
- 壁
- 床
の2つです。
ここからは、実際にどういうアイテムを使って対策したかを書いていきますね。
おすすめの騒音対策グッズ
騒音被害からのがれた先のアパートは(これまでと同様に)2LDKでしたが、残念ながらLDK以外の2部屋が壁一枚でお隣と接していました。
そこで、
- お隣と接する壁を家具でなるべくうめつくすようにする
- 壁と家具の間に遮音材・吸音材をはさむ
ことにしました。
【壁・床の下地として】遮音シート「サンダムCZ-12」
これは壁にも床にも下地として使いました。
床ならこの上にタイルカーペットを、壁ならこの上に吸音材…という感じですね。
ただ、ひと巻がかなり重いです。
私の場合、壁には自分で扱えるぐらいの大きさに切ってからタッカーで打ち付けていきました。
ちなみにタッカーは最初安いものを使っていましたが、速攻でバネがおかしくなってしまったので買い直すことに…
今度は全然へたらず、最後まで使うことができました!
【壁対策】吸音材「ポリリーフ ハード」(ピアリビング)
壁にサンダムを貼り付けていったら、次にその上に吸音材を重ねていきます。
私が実際に使ったのは「ピアリビング」さんというショップで取り扱っていた「イーフェルト」という商品でした。
しかし残念ながら現在は取り扱いしていないようです。
それでもよくよく見てみると、さらに扱いやすい資材にかわっております(…というか後継商品やよねどう見ても)のでそちらを紹介します!
「イーフェルト」よりも扱いやすい大きさになったので、女性一人でも作業がしやすくなったと思うよ!
「イーフェルト」にはガラスクロスで覆ったタイプがあって、私はそちらを利用していました。
ガラスクロスは切ると繊維がチクチクして、ゴム手袋をしたりといった工夫が必要だったからね…
今回の「ポリリーフ」にはクロスなどで覆ったタイプはないようです。
けれどもどうしても露出してしまう場合はお好みのクロスを貼り付けられます。工夫次第で「イーフェルト」よりもオシャレに仕上げられるのが嬉しいところです。
自分なら、家具を置いた後に露出してしまうところ「だけ」好きな壁紙でデコレーションするよ!
見えないところはそのままで割り切ります。
【床対策】タイルカーペット「東リ アタック350」
市販のタイルカーペットに比べて、パッキンの厚さがかなりあります。
パッキンの厚さに加えてパイルの毛足や重量もしっかりあります。
訪問してきた実家の両親の足音で効果を実感
敷く前、実両親が来た時に二人の足音がかなり気になっていました。
昔は社宅にもアパートにも住んでて、子どもだった私にも足音立てず歩くようにきつく言ってたのに!
戸建に住んて30年の間に、二人ともしっかりかかと歩きになってたからね…
これじゃあ下階の住人さんに迷惑をかけてるはず!とかなり気をもんでいました
廊下と、LDKと寝室に敷きましがた、それからはあのやかましかった両親の足音は全く気にならなくなりました。
敷く前は、下階の住人さんが帰宅してくる前に両親が帰ることが多かったけど、敷いてからはもう少し長居してもらうようになりました(笑)
【床対策】タイルカーペット「静床ライト」
私が最後の最後までアタック350とどっちにするか悩んだ商品です。
床の騒音対策グッズでよく挙がってくる「防音タイルカーペット」といえばコレ!。
パッキンがアタック350よりもさらに厚いです。
これだけ厚ければ十二分に自分の足音も吸収してくれそうですし、同時に下階の生活音も遮ってくれそうです。
今回は木造アパート住まいである
数年後に退去して戸建に行く可能性大
ということを考え、コスパの面で残念ながら見送りました。
「木造アパートよりはマンション向きの商品!」というレビューがチラホラあったんだよね…
けれども、もしRCマンション住まいだったら間違いなくこちらを選んでいたと思います!!
騒音対策グッズ、使ってみたらどうなった?
以前よりも隣人の生活音が気になりにくくなった!
さて、これらを使ってみた結果をお話しておかなければなりません。
結果は、ズバリ言うと
以前よりもさらに隣人の生活音が気にならない!!
と感じられるようになりました。
元々静かにしていないと聞こえてこない部屋ではありました。それでも、対策してからは
静かにしていても聞こえない、聞こえてきたとしても音がかなり遠い
という状態になったので、よりストレスを感じずに生活できるようになりました。
お隣さん、まさかの下階からの騒音に遭っていた
その後、お隣さんと駐車場で会ってお話する機会がありました。
いつもうるさくしててごめんなさい
それがね!全然聞こえてこないの!むしろ私の方がうるさくしててごめんね!
でも実は…下の人の足音とか生活音がめっちゃ聞こえてくるの(笑)
下から上って聞こえてくるもんなんだね、ビックリだよ!
え~っと…それはうちがここに来る前にしっかり遭ってきたやつだ…
ここでまさかの衝撃の事実が発覚してまったわけです。
このアパートもやっぱり生活音は聞こえてくるということ。
つまり
結局のところ賃貸住宅の騒音問題は、居合わせた隣人しだいである
ということがはっきりと示されました。
アパートの質うんぬんじゃなくて、隣人のめぐり合わせという現実を痛感したよ…
お隣さんの真下の住人さん、つまりうちの斜め下の方は新婚で入居してきた夫婦でした。
見た感じはお二人とも清楚な格好で、乗っている車もいたって普通でした。
けれども共有部分にタバコの吸い殻をポイ捨てするわ、庭に使わなくなった家電を置くわとなかなか実態はひどかったのが印象的でした。
私が遭遇した騒音主も似たような感じだったので、「見た目が清楚だから騒音なんか出さないだろう」というのは幻想でしかないのかもしれません。
うちはフローリングのままで生活してるよ
やっぱり賃貸住宅は、せめてカーペットのたぐいは敷いておいた方がいいと思う…
まとめ
騒音がさほど気にならないうちに対策すると安心!
我が家の経験からですが、騒音被害が出ている状態で対策してもあまり思ったような効果は出ませんでした。
しかし、「うっすら生活音が聞こえるような気がする」レベルまでならは効果が得られることがわかりました。
また、当たり前のことですが
アパートの2階以上に住むのなら、はなるべく音を立てないよう暮らす工夫も大切
です。
もし、今回の話と同じような状況で何が騒音対策をしたいけどどうすればいいかわからない場合、紹介したアイテムを検討してみてください。
あなたの暮らしがより平穏て、過ごしやすい毎日になることを願っています。